全国に150社~200社あるといわれている家賃保証会社。ではその中でどこを選べばよいのか?おすすめ家賃保証会社をランキングしてみました。
使い勝手のよい会社、倒産リスクの低い会社、保証範囲の広い会社など様々な視点から家賃保証会社最前線が独自基準で選んでいます。
おすすめ家賃保証会社ランキング5選
1位 | Casa |
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2位 | フォーシーズ |
3位 | 全保連 |
4位 | 日本セーフティー |
5位 | ジェイリース |
おすすめ家賃保証会社1位 Casa
Casaは東京証券所一部に上場している大手家賃保証会社。
審査承認率が高く、住居用はもちろん事業用物件も保証していて、家主が直接契約できるので非常に使い勝手がよい。
東証一部に上場しているということはそれだけ世間に認められているということです。ビジネスモデルがきちんとしていないと上場すらできないことを考えると非常に安定していることが伺えます。
稀に他の家賃保証会社と比べ伸び率のことを話題にされる方がいますが、会社というのは常に上り坂と下り坂があるものです(それでも高い成長率を維持していますが)。
家賃保証会社にしては珍しくIT企業よりで、将来性も抜群です。


実は前身がリプラスなので家賃保証会社としてのノウハウは十分にもっています。
おすすめ家賃保証会社2位 フォーシーズ
フォーシーズは審査承認率の高さでは誰もが認める家賃保証会社です。
公式でも98%以上の承認率を謳っていますが、実際には99%以上の脅威の審査承認率を誇ります。
高級賃貸物件や事業用物件専門というイメージがありますが、一般の居住用物件もちゃんと扱っています。
原状回復費用、更新料、訴訟費用などいわゆる家賃保証会社に必要な保証範囲をすべてカバーしていて、しかも家賃保証限度額は無制限という希少な会社です。
信託口座を使っているので倒産しても安心というのもありますが、実は無借金経営を続けていますのでそもそもの倒産リスクが低いというのもグッド!


昔はイメージが悪かったですが、今では完全に違う会社のようです。
おすすめ家賃保証会社3位 全保連
全保連は沖縄発祥の家賃保証会社です。
以前は案件を引き受けるだけで社内体制が整っていないといわれる時期もありましたが、現在では完全に社内体制も整い、全国にテレビCMを打ち出すことで知名度も一気に上がりました。
Casaやフォーシーズと比較するとやや審査承認率が低いイメージですが、それでも家賃保証会社全体では高い承認率をキープし、保証範囲も広いことから使い勝手の良い家賃保証会社として選ばれます。
単純な売上額では日本セーフティーには及ばないものの、その他と比べると圧倒的に高く家賃保証会社のTOPを狙える地位を確立しています。


昔は資金繰りが大変というイメージでした。
おすすめ家賃保証会社4位 日本セーフティー
日本セーフティーは家賃保証会社の中で一番の売上高を誇る会社です。
無借金経営を続け、信託口座を使い、高い成長率を維持しているため、倒産リスクという意味では一番低いといってよいです。
審査承認率は高いものの、保証範囲が他社と比較しやや狭く、使い勝手では一番とはいいづらい面があります。


社内に問題も抱えていますしね。
おすすめ家賃保証会社5位 ジェイリース
ジェイリースは大分発祥の東証一部に上場している家賃保証会社です。
家賃保証会社としては様々な面で後発ですが、コンプライアンス遵守を掲げ、居住用を中心に会社を成長させ続け九州、そして東京、さらに全国へと発展しました。
現在では事業用物件や外国人の保証も積極的に行っています。
審査も早く、承認率も高いといわれています。


元々は拓成という消費者金融会社が母体らしいです。
複数の家賃保証会社と付き合うべき
さて、おすすめ家賃保証会社を5社挙げてみましたが、実際には複数の家賃保証会社をうまく使い分けるのが理想です。
複数の会社を使うとそれぞれの保証範囲や報告方法を覚えるなど手続きが煩雑に成りますので一見非効率ですが、それでも1社に完全に依存してしまうと家賃保証会社が倒産してしまったときのリスクをすべて引き受けないといけなくなります。
さらに、家賃保証会社を1社に限定してしまうと、自社の審査が事実上家賃保証会社の審査になりやすく、自社の審査ノウハウがなくなってしまう恐れがあります。
もっというと家賃保証会社にも得意分野、非得意分野がありますのでそれぞれをうまく使い分ける方が何かとよいです。
審査に通りやすい独立系家賃保証会社
家賃保証会社は大きく、独立系と信販系に分かれます。
信販系家賃保証会社とは、信販会社がやっている家賃保証会社のことです。つまり、クレジットカード会社です。信販系は審査の時点で与信を行いますので審査が厳しくなりがちです。
その点、独立系家賃保証会社は各社独自審査を行っており、審査が通りやすいのが特徴です。
審査が通りやすい大手家賃保証会社として代表的なものは下記のような会社です。
- フォーシーズ
- 日本セーフティー
- 全保連
- 日本賃貸保証(JID)
- ジェイリース
審査に通りにくい信販系家賃保証会社
信販系家賃保証会社は審査の際にクレジットカードが使えるかどうかを確認します。つまり、信用情報を確認して過去の支払い履歴を確認することで確度の高い審査を行います。
また、信販系の家賃保証会社はクレジットカード会社なので収益の大部分を別事業で補填しています。そのため、家賃保証事業のリスクを他の事業でリスク分散するという点で独立系家賃保証会社よりも倒産しにくいといえます。
信販系家賃保証会社の代表的なものは下記のようなところです。
- アプラス
- エポスカード
- ジャックス
- オリエントコーポレーション(オリコ)
- セゾン
- セディナ
- ライフカード
外国人に対応している家賃保証会社
外国人は家賃延滞時に国に帰るリスクがあるということで、何かと不動産屋や家主に敬遠されがちですが、逆にそこをビジネスチャンスと考え、積極的に外国人を受け入れる家賃保証会社もあります。
一例ですが、外国人を積極的に受け入れる家賃保証会社は下記のようなところです。
- グローバルトラストネットワークス
- オリコフォレントインシュア
- 日本セーフティー
- いえらぶパートナーズ
- フォーシーズ
家賃保証会社ランキングまとめ
よく審査通過率が注目されますが、メインで使う家賃保証会社を1社決め、そこに足りない家賃保証会社を使うことで入居させる方の属性を広げることができます。
大手家賃保証会社を中心にランキングを出しましたが、地方では地方特有のプランを組めるところもありますし、必ずしも大手だから倒産リスクが低いというわけでもありません。
また、審査が通りにくいといわれやすいですが、信販系家賃保証会社も堅い審査ができますので安心という点では選択肢にあがります。
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