ブログをはじめるならまず目指すのはGoogleアドセンス。次に目指すのはGoogleアドセンスの関連コンテンツですね。
しかし、この関連コンテンツは開放条件が不明な上に、アドセンスの合格よりも敷居が高いといわれています。
関連コンテンツが使えるとブログとしての見栄えもよくなりますし、収入も見込めますからよいですよね。
実は、私はまだ関連コンテンツが使えていないのですが、非常に身近に関連コンテンツを使っている方がいましたので聞いてきました!
厳しいと思われていた条件ですが、思ったよりも厳しくないのかもしれません。わかった情報を余すことなく公開いたします。
協力者は家賃保証会社社員が本気で何でも答えたら(hoshokaisha.jp)というブログを運営しているgajomaruさんです。


突撃してきました


突撃っていうか、席が隣だよね
関連コンテンツとは何か?
まずGoogleアドセンスとは何かがわからない方は前回の1カテゴリ6記事でGoogleアドセンスに受かった【アクセス数は関係なし】を読んでください。
以降はアドセンスが何かがわかっている方向けに書きます。
イケてる(と私が思う)ブログには大体記事の一番下に広告とブログ記事へのリンクが入り混じったものが出てきますよね。
具体的には上図のような広告です。本来は広告なのですが、サンプルとして挙げているので一部を加工していますが、どこかで見たことがあるはずです。
広告と同じサイト内の別ページへのリンクがあります。
クリック率が高くなるらしく、収益化が望める反面、誰でも使える広告というわけではなくグーグル独自の選考基準に通った方だけが使える、いわば選ばれし民だけが使える広告です。
実際、私もまだ関連コンテンツは使えません。
ですので、使っている画像も数値も全てgajomaruさん提供です。
関連コンテンツのメリットは?
さきほどと若干重複しますが、関連コンテンツを使うと以下のメリットがあります。
- 広告のクリック率が高くなる=収益率の向上
- PV数の増加、回遊率の向上、滞在時間の向上
- デザイン性の向上
関連コンテンツはクリック数が多くなるということです。アドセンスは基本は1クリックいくらの世界なので、クリックが増えればそれだけ広告収入が増えます。
そして、クリック数が多くなるのは広告に限りません。単に同じサイト内のリンクを貼るよりも、確かにクリックのしやすさが上がりそうです。内部リンクをクリックされるということはページビューが増える、サイト内の回遊数が増える、滞在時間が増えるということです。
どれもサイトの評価を上げるポイントですからできる人がさらにできるようになる、みたいで少しずるいですね。
デザイン性・・・は人によるかもしれませんけど、少しおしゃれ(!?)なパーツが増えるという感じです。誰でも使える広告ではありませんので羨望のまなざしで見られること山の如し、です。
関連コンテンツの開放条件は?
では関連コンテンツを使うにはどんな条件があるのでしょうか?
ネットで調べてみた開放条件をいくつか並べてみます。
- 運営歴:1年以上
- 月間PV数:15,000~100,000PV
- 記事数:50~200記事
- カテゴリ数:3カテゴリ以上
- 1カテゴリあたりの記事数:10記事以上
さて、上記は私が調べただけですので本当に正しいかはわかりません。そこでわたしからgajomaruさんに聞いてみました。
以下は関連コンテンツが開放された時のhoshokaisha.jpの数値です。
- 運営歴:2年
- 月間PV数:18,000PV
- 記事数:195記事
- カテゴリ数:5カテゴリ
- 1カテゴリあたりの数:最低3記事
こうして眺めてみるとほぼネットで調べた情報は正しいようです。違うのは1カテゴリあたりの最低記事数くらいでしょうか。
実は今回は少し事情が違った
ところがgajomaruさんに言わせると事情が違うようです。前述の数字はすべて事実ですが、関連コンテンツが開放される直前に、ツイッターでプチバズが起きたお陰で1日で3,000PVくらい伸びたのが2日あったそうです。ちなみに普段は400PV前後とのこと。
そのため、月間18,000PVは真実だというものの、実際には12,000PV相当のサイトパワーしかないと言っています。
また、運営歴はちょうど2年ですが、2017年4月にブログを開始し、6月~12月までの7ヶ月間はまったく活動しておらず、2018年1月~5月まではほとんどサイト維持程度のことしかしていなかった(月に2記事程度)ようです。
実質的な活動期間は10ヶ月程度。しかし、単純にドメインの年齢を見ている可能性はあるかもしれません。もしくは逆に運用歴はまったく関係ないかもしれません。
実は関連コンテンツを狙って調整していた
実はgajomaruさんも関連コンテンツは出したくて試行錯誤していたそうです。関連コンテンツではよくPV数、アクセス数、トラフィック数、ユーザー数などを指摘されます。
同時に記事数がある程度必要で、カテゴリに分けて、1カテゴリあたりの記事数も気にするようにといわれています。
ところがgajomaruさんはそういった前情報なしに、単純に「関連コンテンツは8つのリンクがついて、その中の3~5くらいが広告なんだから、同じカテゴリ内で移動するには最低でも5記事、できれば8記事必要」と考えたそうです。
私も最初、言っていることがわからなかったのですが、上図のように関連コンテンツは8つのリンクがあります。上図では広告が3つ、サイト内のリンクが5つです。gajomaru理論ではこの5つがすべて同じカテゴリ内で移動するのだから、1カテゴリは最低でも5つ、可能なら8つ以上は欲しいと考えたようです。
しかし、実際には関連コンテンツのリンク先はカテゴリ内移動ではなく、サイト内のどこかのページなので、この理屈は誤っていたことになります。ですが、1カテゴリ内の記事数を増やすのはセオリー通りなので、前情報なしで自力でそこまで考えられたのはさすがです。
PV数、記事数、カテゴリ以外の指標もある?
gajomaruさんにヒアリングしていてあまり聞かないことをいくつか言われていたのでご紹介します。
- 累計PV数
- ユーザー数の伸び率
- Googleディスカバリー
- アドセンス収益の実績
この4つはすべて根拠のない推測です。ですが興味深い話でしたし、他ではあまり聞かない情報でした。
何よりもブログを運営している方はいろいろ考えてるんだな、と私も思うところがありました。
累計PV数は10万PVが目安!?
gajomaru理論によると、累計PV数はGoogleも見ている可能性があるそうです。
アドセンスは広告なので見ている人がいないとクリック数が確保できません。仮に今サイトが低迷していても累計または一定期間でのPV数があればサイトとしての力があるので広告効果を認められるのではないか、というものでした。
確かにバズって1日だけ1万PVあっても以後ずっと1日10PVでは広告としては厳しいです。
ちなみにhoshokaisha.jpでは関連コンテンツの開放時がだいたい累計10万PV達成のころと一致したそうです。
ただし、2年運営していて累計10万PVというよりもアクセスが始まりだした直近1年間の累計PV数を見ている可能性が高いのだとか。
ユーザー数の伸び率
ユーザー数ではなく、ユーザー数の伸び率という指摘をもらいました。
PV数が多いのはものすごく重要ですが、リピーターはサイトの構造をよくわかっているので、広告には目もくれず、記事だけ読んで帰る可能性が高いそうです。
ちょくちょく来てくれるリピーターは回遊もせずに最新記事だけ読んで帰るので関連コンテンツを出しても効果が薄い。GoogleもそれをわかっているのでPV数だけではなくユニークユーザー数も見ているのだとか。
ただ、ユーザー数だけを見ても浮き沈みがあるので、ユーザー数の伸び率を見て将来的に強くなりそうなサイトであれば関連コンテンツを開放するのではないかというのがgajomaru理論。
う~ん、いろいろ考えている。
Googleディスカバリーでの紹介
最近ではGoogle砲とも言われるディスカバリー。なんとhoshokaisha.jpは既に何度もディスカバリーで紹介されているそうです。
ディスカバリーに載るということは、特定のカテゴリで認知が進んでいて流入数の伸びが期待できるということ。そして、Googleに既に認知されているということ。
理屈はそうなのでしょうが、ディスカバリーは最近のことなので、掲載されることが必須というよりは指標の1つ、程度だとアヒルお兄さんは思います。
アドセンス収益の実績
関連コンテンツの開放の前に当然アドセンスが開放されていますので、今までいくら稼げているかが数字で出るわけです。
だから直近数ヶ月のデータをもとに、稼げているサイト=一定のユーザー数の流入があるサイトと判断されている可能性がある、というのです。
これはさきほどのユーザー数の伸び率にも関わりますが、PV数を指標としてみるとリピーターのことを考えないといけないので、ユーザー数で見る、というのがgajomaru理論。
これはどうかなーと思いましたが、実際に関連コンテンツを開放している方が言っているので正しいかもしれません。どっちにしろ、難しいこと考えています。
で、いくら稼げているの?と聞いたのですが、これは回答NGだそうです。
結局、試行錯誤は必要
今回、おもしろい話が聞けました。しかし、すべてが間違っているかもしれませんし、すべてが正しいかもしれません。知っているのはGoogleだけなんだから、いろいろ試すというのは正解だと思います。
そして、アヒルお兄さんが感じたのは、結局、総合点なんだろう、ということです。
例えば、ディスカバリーは誰でも載るわけではありません。ユーザー数の伸び率も順調に伸びていても伸び率が悪い方もいるでしょう。たまたまバズった一発屋でもクリックさえしてもらえるなら広告効果はあるでしょうし、二発目のバズがあるかもしれません。
すべてが必要なのではなく、総合点を高くするための努力は必要なのは間違いなさそうです。
さらに言えば、関連コンテンツを使っている人は、皆さん、ブログに対する本気度がすごいです。
記事数は自然と多くなりますし、PV数も増えますよね、と思います。
しばらく時間は掛かるでしょうが、まじめに運営していればいつかは合格する、とアヒルお兄さんは思います。
今回のことはgajomaruさんに協力してもらっていますが、正しいかどうかは一切わかりません。協力はしてもらっていますが、記事の責任は私にありますので、何かあればアヒルお兄さんまでお問い合わせください。


って書けって言われました(笑)


間違ってたらごめんね
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